

世界の他のエリアと比べて、寿司をはじめとする日本食の浸透が進んでいる同エリア。その背景には地理はもとより文化的に日本と近いことから日本料理店が進出しやすく、訪日客も多いという点が挙げられます。
また、経済発展も著しく、所得が増えた中間層が外国料理を外食で頻繁に楽しむようになったことも寄与しています。
現地に住む人たちの好みに合わせた寿司も多く登場しており、更なる寿司文化の発展が期待されています。
アジアに広がる日本食

資料:農林水産省「海外に産省「海外における日本食レスランの現状ついて」(2006年11月)、 「日本食・本食・食文化の海外普及について」(2014年6月)、「「海外日食レストラン数の調査結数の調査結果等」(2015年8月)、 「海外における日本食レストランの数」(2017年年11月)・(2019年12月)
定番メニュー

バラのようなかわいらしい見た目
花の恋 From 香港
香港発祥の創作寿司。丸めた酢飯にサーモンの切り身を花びらのように巻かれ、中心にはたっぷりのマヨネーズととびっこがトッピングされています。
香港の日本料理店「加太賀」の大将が妻に向けて創作したのが由来で、綺麗な見た目とマヨネーズとサーモンの相性が抜群なことから香港中へ広まり、香港を代表する寿司となりました。
現地の日系寿司チェーンでも必ずと言っていいほど提供されています。
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話題のトレンドメニュー

耐熱容器に酢飯を敷き、アボカドやカニカマ、鮭フレーク、などの具材をのせ、クリームチーズ、マヨネーズをトッピングし、表面がカリカリするまでオーブンで焼き上げたもの。そのままや、切り分けて手巻き寿司の要領で海苔で巻いて食べることも。クリームチーズやマヨネーズを入れることでマイルドでクリーミーな味わいに。
家にある具材を組み合わせて好みの味にできることから人気を集めています。
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