インバウンド外国人観光客への対応サポート食のタブーインバウンドにおける外国人観光客への対応サポート(食のタブー)

外国人のお客様に、日本での食事を楽しんでもらうために外国人のお客様に、日本での食事を楽しんでもらうために

2018年の訪日外国人旅行客数は、過去最多となっています。また、2020年東京オリンピック・パラリンピックを控え、外国人旅行者はさらに増えることが予想されます。多様な食文化・食習慣を有する外国人のお客様に対応し、日本でのお食事を楽しんでもらうサポートとして、参考情報と商品をご紹介します。

宗教・嗜好別 取り扱い注意の食材宗教・嗜好別 取り扱い注意の食材

世界には約18.5億人のイスラム教徒がいると言われています。(ハラル・ジャパン協会調べ https://jhba.jp/)イスラム教ではイスラーム法において「合法的な」ものを「ハラール」といいます。食品では、豚肉やアルコールなどを食べることが禁じられていますが、原材料だけでなく製造工程や施設の衛生面においても基準を満たすことが必要です。これらの基準を満たした食品をハラール食品といいます。

ハラ―ル認証取得 
おマヨ マヨネーズタイプ
おマヨ

牛乳
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乳製品 発酵食品
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  • 豚肉そのものはもちろん、「ブイヨン」「ゼラチン」「肉エキス」には豚の肉や骨が使われていることが多いので要注意。「ラード(豚油)」もNG。
  • 「イカ」「タコ」「貝類」「漬物などの発酵食品」は、宗教上の教義 で禁じられているわけではないが、嫌悪感を示される。
  • アルコールは「料理酒」「調味料(みりんなど)」「香り付け」「デザート」などにも使われることがあるので要注意。

インド・ネパール等の南アジアに信者の多いヒンドゥー教では、肉食が避けられています。特に牛は神聖な動物とされ、食べることは禁忌とされており、豚は不浄な動物とみなされ基本的に食べることはありません。
臭いが強く、修行の妨げになるとの理由から、五葷(ごくん:ニンニク、ニラ、ラッキョウ、玉ねぎ、アサツキ)も禁じられています。
また、一般的に、生ものを食べる習慣はありません。

牛乳
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乳製品 発酵食品
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  • 「ブイヨン」「ゼラチン」「肉エキス」には鶏・牛・豚・魚の肉や骨が使われていることが多いので要注意。

インド・ネパールに信者がいるジャイナ教の中心となる信条は、厳格な菜食主義です。不殺生を教義で重視しているため、栽培や収穫時に昆虫を傷つけるおそれがある根菜は食べません。ハチミツもNGです。
「鰹節の出汁」も対象となるので、「昆布出汁」などの野菜や海草を使った出汁を取る必要があります。

牛乳
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乳製品 発酵食品
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  • 「ブイヨン」「ゼラチン」「肉エキス」には鶏・牛・豚・魚の肉や骨が使われていることが多いので要注意。

「カルシュート」と呼ばれる食事規定が存在し、食べてよいものといけないものが厳格に区別されています。 特に注意が必要なのは、「豚」「血液」「宗教上適切な処理が施されていない肉」「乳製品と肉料理の組み合わせ」です。
献立で乳製品と肉料理が一緒に存在してはならないため、チーズバーガーや肉入りシチューなどもNGです。
「イカ」「タコ」「エビ」「カニ」「ウナギ」「貝類」もNGです。

牛乳
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乳製品 発酵食品
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  • 「ブイヨン」「ゼラチン」「肉エキス」には豚の肉や骨が使われていることが多いので要注意。

一般に「菜食主義者」とされるベジタリアンですが、その種類は多岐にわたります。そのうちのいくつかを、ご紹介します。

ヴィーガン

肉・魚に限らず、卵、乳製品、ハチミツ等動物性食品を一切摂らない完全な菜食主義です。皮革製品を着用することもしません。

フルータリアン

フルーツやナッツなど木の実しか食べない人たちです。植物の命も大切にするという考えから来ています。

ラクト・オボ・ベジタリアン

乳製品(ラクト)、卵(オボ)は食べます。片方のみ可とする「ラクト・ベジタリアン」「オボ・ベジタリアン」の人も。

ホールフード菜食

小麦粉なら全粒粉、米なら玄米等、無精製の植物性食品にこだわりを持つタイプです。

ペスコ・ベジタリアン

魚介類は食べます。

ポーヨー・ベジタリアン

鶏肉は食べます(鶏肉以外の肉類は食べない)。

オリエンタル・ベジ

ニンニクやニラ等の「五くん」を除いたヴィーガンで、仏教の精進料理に近いタイプです。

フレキシタリアン

flexitarian(造語)。鶏肉や魚は時々食べます(時々菜食を取り入れます)。


観光庁『多様な食文化・食習慣を有する外国人客への対応マニュアル』、日本政府観光局(JNTO)『日本の観光統計データ 』、ハラル・ジャパン協会(https://jhba.jp/)のデータをもとに作成しています。

植物性原料を中心に仕上げた
やさいと大豆ミート
やさいと大豆ミートの甘辛醤油そぼろ
やさいと大豆ミートのキーマカレー
やさいと大豆ミートのボロネーゼ


観光庁『多様な食文化・食習慣を有する外国人客への対応マニュアル』、日本政府観光局(JNTO)『日本の観光統計データ 』、ハラル・ジャパン協会(https://jhba.jp/)のデータをもとに作成しています。

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